ライブ・ツアー

Cursed side Lily

毎日5時間だらだら残業することは出来ても僕はゆかりさんのように動けるだろうか?と思う。

サラリーマンが能天気に残業するテンションと頭の使わなさ(仕事が作業に成り果てた為)でもって声優アイドルができるんだろうかという問題なんだけど、考えるまでもなく無理でしょう。

情熱なのか欲求なのか何かしらの思いがないと3日も続きそうに無いことをゆかりさんは17年と12ヶ月続けていて、志してからは少なくとも17年と30ヶ月ぐらいは経っていると思う。

僕は以前からライブの構成上、プリアラ〜FiLまでを1区切りと考えていて(https://ykrfannews.com/?p=322)
それとは別に気持ちの問題というか、
昨日代々木体育館で見たあのライブはなんだったのかなと考えた時に、
SCSに思い至ったのでそのことについて書きながら僕のSsLを終わらせようかと思います。

今回のツアーで最初に参加したのは静岡で、
何やら考えさせられる、見ようによってはbadエンドじゃねぇの?
と例年通りゆかりんのライブに参加するそのままのテンションで感想を持った。

香川・広島は旅行込みでツアーを捕らえていて、
広島で自分が泣いたのはゆかりんのライブに感動したからと言う、楽しさの入り混じった理由で文字通り楽しい公演でした。

名古屋・仙台・北海道・大阪はツアー仲間と広島で一応の考えを出し合った検証と
なんか知らんけどbadエンドじゃなさそうだ。と言う能天気な状態にありました。

ゆかりさんと何処ですれ違っただとか、偶然飛行機が同じだったと話すうちに、
USJライブでアトラクションをグルグルしてたあの頃のテンションを懐かしんでいました。
平日の仕事が辛くなってきた時期です。

ほいで福岡。
男爵も弾けてきてライブ前に会場近くのコンビニでファンと戯れたり、
ツアー唯一のダブアンがあってそれが心の扉で、でもまだ哀しさはまだ無く、
ライブ後の打ち上げで飲んだ日本酒が最高だった。

地方ラストはSCSの時の期待を裏切らず、
セトリの8割は新潟が一番の完成度でMCはスイカ割りをしてこれで地方終わりなのかぁぁーと、
ゆかりさんが伝えたかったことを考え友人らと文字通り朝まで飲み明かしました。

ツアーではないけれど、キンスパでいつもより型にはまったゆかりんのライブを見て色々勘違いが解けないまま翌週ゆかりんの代々木に参加。

もう1年はないと新潟で思っていた徹飲みは果たして
代々木初日の打ち上げもライブについて話してるうちまた始発で帰る羽目になった。

ツアー最後の曲はyouでした。
自分の心情を吐露しようと悩んだり言葉を選びながらゆっくりと花道を歩いているゆかりさんを見て、
「多分やめんだろうなぁー」と漠然と思っていました。
やめるってのはその場の雰囲気に任せた言葉で、
具体的には分からないけれど何かしらの別れがあるようなそんなニュアンス。

SunnySideLilyってタイトルつけてCursedLilyが連想出来ない人なんて多分居なくって、
セトリ落ちした理由がある、つまり一度ゆかりさんはCursedLilyについて考えたはず。

youは思いを伝えた曲に対してCursedLilyは気がついて欲しくて哀しく見つめているだけの曲です。
歌いたかったからセトリに入れたけど思い出したくないことを思い出したり、なかなか上手く歌えない曲。
とMCで話していたように、
そして前回のランタナから通底している思いを伝えるという部分で、
youは今の気持ちでCursedLilyは過去の気持ちなんだと思います。

札幌公演でブレスト的なこと(https://ykrfannews.com/?p=510)をしてみたけれど、
代々木で映像1,2を実際に繋げて見せられた衝撃のせいで自分の妖精への解釈が少し変わり、
あの妖精はゆかりさんの分身だったと友人の@PottodeDがそう解釈していた理由が分かりました。

Traveling with a sheep、砂落ちる水の宮殿、神聖炉でダンサーの衣装が代々木では緑に変わったのは、
妖精(ゆかりん)が、
あなたが恋しくて紅に染まる体になり、暗い空に葉を伸ばしながら哀しく田村ゆかりになっていく自身を観た表現であると自分勝手な解釈上でCursedLilyはつまり千秋楽で歌われたんです。
ヤッタネ!

CursedLilyが歌われたSCSのライブは今回のツアーのセトリととてもよく似ていて挙句会場も新潟が選ばれている。
(http://www.yukarinlive.com/p/32/32_10.html)
千秋楽の最後のMCの感じもなんだかSCSの時と似た、別れが来てしまうようなそんなしんみしたMCで
SCSの時のゆかりさんの気持ちはレゾンデートルの鍵だったのである。
(http://www.ne.jp/asahi/shinjuku/kview/past/201010.html#20101030)

CRになるとセトリの4割が今回のツアーでも歌われていて、
なんでSCSとCRかっていうと、もうお分かりかもしれないがこれはCursedLilyが歌われている最新のライブ。

ゆかりさんとゆかりんの乖離への答えとしてゆかたんが生まれたCRでは、
スパークリングトラベラーがライブで初出しされて、
このMVはゆかりさんが5人も居るけれどまだみんな仲良く演奏をしている。
(Fantastic futureでも4姉妹で出ていたけれど)

ファンのために、ファンと交流したくてライブしていた規模を求めているようには見えなかったゆかりさんが
FiLの名古屋のMCでポロっとレインボーホールでやってみたいと冗談混じりに話したあの時の気持ちは今回映像で、
もしかしたら記録に残るかもしれないのに、いつかマリンメッセで。とはっきり伝えていました。

PTPでLittle Wishが歌えなかった僕らに今度は何人反応できるか不安だったであろう”君をつれて”で
合唱しようとしてくれたのは、つまるところあれが新生田村ゆかりの一体感を作る決意である可能性がある。

本当に理想像なのかは疑問があるが、MCが上手で笑顔が崩れずダンスを元気に踊るゆかたんは長くて2時間しか存在できず、
一方でめろーんの魔法を出すMPが切れてきたゆかりんは多分そのでかい箱で歌うには田村ゆかりとして出ざる得ないのを覚悟していて、
でも上手く成功するイメージがちっとも湧かずラストのMCのセリフに繋がってしまったのかなと。

だから分単位でいっぱい万円かかる大会場で本当はライブの文脈上綺麗に終わらせた方がいいのに
もしかして消えてしまうかもしれないゆかりんを見てしまって
全力でもう一回とお願いしてそして予想通りダブアンが無かったことを受け入れた
喪失感で2日経ってもまだライブの余韻がある。

コール本、コピ本、キーホルダー、ポンポン、ポストカード・パネル、ステッカー、アドトレ撮影、聖地巡礼、パペ衣装、ラジオ書き起こし、MC・セトリまとめ、
と凄く行動力のある人が多い王国民はその気質を指して、
ゆかりさんがカラスが白いと言ったら一羽づつ黙々と白く塗る。とコピペにされている。

僕も自称ファンなので糞アフィブログの軽薄で浅慮な記事をゆかりさんが見るwebの検索外に飛ばしてやれたらいいなと思って再度日記を書きました。
ピントはズレているかもしれないけれど2ヶ月以上考えた、これが私のツアーの感想です。
ゆかりの為なら何処へでも連れて行くっ!

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