ライブ・ツアー

LOVE ♡ LIVE 2021 *Airy-Fairy Twintail* ツアー初日日記

この日記はセトリのネタバレと映像への若干の言及を含む内容です。

前回のブログ記事から世の中的にいろいろあって今回のツアーは大宮が初日。
埼玉に特段縁がない自分としては大宮とさいたま新都心は心理的には全く別の場所だけども、
改めて地図を見ると実際は横浜駅とみなとみらいぐらいの距離しかないことに今更気が付いた。

生まれて初めて大宮に行ったのは(グレゴリオ暦で計算すると)18歳の時で、埼玉大学の受験のためです。
大宮に行く前日に地元のアニメイトでイリヤの空の1巻を買って、新幹線で読んでみたら物凄く面白かったせいで大宮駅のアニメイトで残りの巻を全巻買い、読み終わって寝たのは確か深夜3時ごろ。

次の日は受験当日で、大宮駅から大学へのルートを調べていなかったせいもあって、南与野とかいう謎の駅に着いてやたらと歩いて何とか試験開始ギリギリに教室に入り一応受験をした体裁だけは整えた記憶があります。
(google mapがまだ無かったのでこういうハプニングが起きやすい時代だったんではなかろうか。)

試験が終わったら寝不足も気にならなくなって当然の如くアキバに向かって、帰りは東京駅から帰る予定だったのに新幹線を乗り間違えた。
電車が1時間に1本しか来ない田舎だったので、適当な時間にホームに来た電車に何も考えず乗るという雑な乗り方を東京駅の新幹線ホームでやったせいです。
その日は結局、大宮駅で乗り換えて帰宅。

もう2度と大宮には行きたくねぇ…と粋がっていたけど、大学も私の気持ちに応えてくれて二度と行かずに済みました。

それから数年して大学生というより、ゆかりさんの追っかけになった私はSweet Milky Wayで大宮に2度目の訪問をします。
ダンサーのパフォーマンスコーナーとSensitive Venusを歌っている時の舞台セットと照明が特に好きで、青白い照明と両脇の塔の印象が強烈でした。

ライブ後に会場を出ると当時はまだ怖いお兄さんがチケットをあれこれする時代で、アニソンの知名度もまだそんなに無かったせいか
このイベントなんなの?と手あたり次第に声をかけて次のダフターゲットを調査をしていたのが何だか今考えると凄く懐かしい。

大宮公演には偶然サークルのOBの先輩が来ていて、じゃあ飲もうということで、
もう覚えてないけど何となく小さくて小汚い居酒屋で打ち上げ。
(今日、この居酒屋ってどこだっけと思ってライブ開始前に散策したけれど結局分からず。)

先輩は絵に描いたような残業漬けのサラリーマンで、さくにゃんのファンだったので彼女のツアーによく行っていた。
確か社会人になると時間はないけど金はあるから睡眠を我慢すれば一応ツアーを楽しく回れるという私への励ましなのかジョークなのか
よく分からない話を聞かせてくれて、絶対働きたくねぇと思いながら帰ったのがもう13年ぐらい前。

その後アニサマがスーパーアリーナでやるようになってからは、年に1,2回はさいたま新都心に遊びに行っていたのですが、
上述の通り私の中ではさいたま新都心と大宮は違うので今日は気持ちの上で3度目の訪問になりました。


西口降りてすぐ目に入るこのビルが個人的に大宮を象徴している。

以下はセトリのネタバレと映像への若干の言及を含む部分になります。

・Only oneのあなたのせいよ → ガラスの靴にMoonglow → MC
最初2曲は、曲調が明るいのにみんな着席していたので若干の戸惑いというか、ステージと客席のテンションのギャップが大きくて謎の悲壮感を感じていました。
私が着席していた理由は去年のFCイベントと同じ感じでライブをするのかと思っていた為で、周りの人もおそらく同じことを考えていたのかもしれません。
立っても大丈夫だと思うとMCでゆかりさんが言わなければ今回のライブは確実に違う雰囲気で進んでたように思う。

・Catch me Cats me → 聴こえないように♡ → Umbrella Sign
Umbrella Signは曲のイメージを勝手に決めつけない方がいいのを実感というか再認識。
今回のライブで表現されているこの曲のイメージは私のイメージとかなり違っていて曲中はずっと来てよかったと念仏を頭の中で唱えていた。
ゆかりさんの雨曲はハズレがない。

・fancy baby doll → 咲かせて乙女 → MC
アコースティックパートで突然のりさんが元気にリズム取ったので何するのかなと思っていたらfbdでした。
次いで咲かせて乙女が始まったときは個人的にリラックスしていたので多分こうなんじゃないの?とクラップしてみる余裕が出来て、
多分他の人もそうで、ゆかりさんに予想外のところでクラップが入ると笑われてしまいました。

新曲だらけのライブなのかと思っていたけど、今振り返ると新曲だらけだとクラップで試行錯誤したりする余裕が無くなるからあえてこのセトリにしてみたのかなと邪推しています。
咲かせて乙女を聴いたときはやっぱり懐かしくて安心した。

・エアシューター → 嘘 → 映像1
嘘からの映像パートは、ライブに来たんだなーと思っていた前半からツアーが始まったんだと気持ちが切り替わるような時間でした。
今回の映像はこれまでのツアー映像の中で1,2を争うぐらい良かった。私はこの後のツアーに参加できるのか微妙なんですが、この映像だけでももう一回観に行くための時間が欲しい…
(ロリータ服を着て都内を彷徨う映像は、一見すると下妻物語のイチゴと会う前に代官山に通い詰めてた桃子のPVのような勝手な想像をしていました。)

余談ですが、早朝の人気の少ない都内のあの雰囲気って大学生の時が思い出されてアニメ漬けだった頃の懐かしい記憶を思い出していました。しかも人形が動くファンタジーがよい。
実際は早朝の都内でしていたことと言えば、コミケで移動しているか、酔って終電逃した次の日に二日酔いで電車に乗るような汚い思い出しかないのに、映像と思い出は綺麗ネ。

・Pink Pygmalion → Under Lover → チクチク
映像明けのピグマリオン、これ、これなんだよ俺が見たいのはって感じの凄く新鮮なステージで、13年前もそうだったけどソニックシティのステージは何故か今回も強烈に印象に残りました。

・映像2 → Bad Eclipse → シレーヌの心音
映像が終わった瞬間Cursed Lilyが来るはずなんです…ほかの会場でセトリ入れ替えできたらどうしよう…

・映像3 → 花火 → 私だけMissing → MC
映像3を見た後の花火は今日のライブの世界観で歌われるとより曲が好きになる気がします。
ライブ前の私の花火のイメージは、恋は波のように的なフィルター?がかかった序盤から急に明るい曲調になるのいいよねーぐらいのノリで雑な分類をしていました。
新しい曲は昔から好きな曲のブランチ扱いしがちなので、ファンとしてなんか勿体無い消費のしかたをしていたのだなと思います。

同じく前半に歌われたUmbrella Signもライブで聞く前は、
trueルートを受け持つ正統ヒロインに選ばれずちょっとシナリオ量が少ないけれど好きな人はめちゃくちゃハマるルートのエンディングで聞けるキャラソン風で、
もしかしたらdisに思われるかもしれませんが、私としては出雲明日香、音羽かおる、若月朱里の系譜のファンなら感無量で、軽やかなのに続きがちょい気になる終わり方する非常に貴重な成分。
……と言うような、お宅の高まりは分かるけど冷静に考えるとやっぱり雑なイメージを今回のようなライブの世界観で歌われると立体感のあるイメージに整えられる。

私だけMissingはゆかりさんの振り付けがめちゃくちゃ良いので文じゃなく絵が欲しい…Umbrella Signと合わせて映像化されるといいなぁと。

・涙のち晴れマーク → Tremolo Mellow → ケセラセラ → Exactly
恐らく新曲ゾーンとして他の公演で入れ替えたりするのかなと思いますがこの順で聞けたのは良かった。
私だけMissingに続いて新曲の振り付けが元気可愛くてゆかりさんとダンサーのダンスをデヘデヘしながら見ていました。
ライブの始まりで眉間に皺を寄せたおっさんがデヘデヘして帰っていくのがゆかりさんの不思議な能力。

このパートの後はアンコールで、ライブ前は正直どうアンコールするのか見当もつかなかったけど、実際には拍手してたらそれとなく会場が誘導してくれました。
アンコール要求していいのか分からなかったので、心理的に助かったファンの人が多かったかと思う。
周りはひたすら早めの拍手になっていましたが、私は怠け者なので半分以下ぐらいのリズムで拍手していました。
どちらかというとアンコールの余地があることに安心して、テンポのことはあまり考えてなかった。

まだ22公演もあるので、全体的にはどんなツアーになるのか予想もつきませんがそんなとこも含めてツアー初日に参加できて本当に幸せだった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください